吉本若手芸人バンドが大胆野望をぶち上げ ニッポンの社長・辻「野音」 山崎おしるこ「甲子園」

ニッポンの社長・辻(36)、ロングコートダディ・堂前(33)、マユリカ・阪本(33)、滝音・さすけ(32)、シカゴ実業・山本プロ野球(33)、ムームー大陸・山﨑おしるこ(28)の吉本若手芸人6人で、2020年4月に結成されたバンド「ジュースごくごく倶楽部」が24日、大阪・道頓堀川で1stアルバム『ジュースごくごく倶楽部の1杯目』が3月15日に発売されるのを記念して船上ライブを行った。

ライブ実現のため、12日からクラウドファンディングをさせ、1週間後の19日には目標金額の250万円に達成。集まった約1000人のファンを前に5曲を披露した。ボーカル担当のジンジャエール・阪本ことマユリカ・阪本は「みなさんのおかげで、こんなにいい経験ができました。感謝しております」と芸人らしからぬ?真面目なコメントで喜びを口にした。

キーボード担当のあたしこと滝音・さすけ以外は4月から東京に進出。ライブ終了後の会見では「向こうも弾ける人がいるので」と周囲から突っ込まれて慌てるさす前に前に、辻は「練習は東京になると思いますが、6人で続けていきます」とメンバー変更はしないと明言した。

最初の目標だった道頓堀川での船上ライブを終えて、次の目標を聞かれた辻は「野音でやりたい」と東京・日比谷公園音楽堂を挙げ、ボーカルの愛コーラことムームー大陸・山﨑おしるこは「甲子園でやりたい」とビッグプランをぶち上げた。

(よろず~ニュース・中江 寿)

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