半裸で2度のウオーターショット PGAツアーで珍事

6番(左)と15番(右)で半裸になりウォーターショットを敢行したアクシェイ・バティア(Sam Greenwood/Getty Images)

◇米国男子◇ザ・ホンダクラシック 3日目(25日)◇PGAナショナルリゾート(フロリダ州)◇7125yd(パー70)

2日目「65」で16位に急浮上したアクシェイ・バティアが、第3ラウンドに半裸で2度のウオーターショットを敢行する珍事があった。

「以前に(シャツを脱ぐことは)あったけれど、1ラウンドに2度はなかったね。決して気分の良いものではなかったけれど、面白い一日になったよ」

前半6番の1打目を左サイドの池に入れると、2打目を前にシャツを脱ぎ、全身に泥を浴びながらフェアウェイに戻す。90ydの3打目をピン奥3mにつけてパーセーブし、泥にまみれた青色のズボンを履き替えてプレーを続けた。15番の1打目もグリーン奥の池にこぼし、再びシャツを脱いで泥に足を沈めたが、こちらは脱出に2打を要してダブルボギーとした。

この日は「74」と崩れて58位に大きく後退したものの、ホールアウト後の口調は滑らか。「たくさんの拍手を浴びたことは素晴らしいことだった。(同組の)ディラン(・フリッテリ)に『君はここの出身なのか? いくら払って君の名前を呼ばせているんだ?』と言われたよ。本当に楽しい経験だったので、これからも続けていきたいね」

バティアは米カリフォルニア州出身の21歳。下部コーンフェリーツアー1勝の実績を持ち、今週は自身の2023年PGAツアー初戦となる。

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