オデッセイイベントに女子プロ5人が登場 西村優菜は“ツノ型”がお好き

5人の契約プロが集結(左から西村優菜、柏原明日架、上田桃子、木村彩子、河本結)

キャロウェイゴルフは26日、沖縄市内のホテルで2月3日に発売した「ホワイト・ホットVERSA(ヴァーサ) パター」を含む「オデッセイ」のイベントを行った。

国内女子ツアー2023年シーズンの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(3月2日~/沖縄・琉球GC)を前に、同社と契約を結ぶ上田桃子、西村優菜、木村彩子、柏原明日架、河本結が登壇。5人がそれぞれ今季の抱負を語ったほか、オデッセイパターにまつわるクイズや、VERSAの“アライメントテスト”などを行った。

アライメントテストで見事レーザー的中

テストは開幕戦で同パターを投入予定の西村が実施。VERSAパターで約3mの目標に対して構えたあと、ボールをどかしてフェース前にレーザーを照射する機器を置くというものだ。ヘッドを真っすぐ構えられていない場合はレーザー光線が目標と違うところに当たるが、西村の構えに対してレーザーは見事目標の中心に当たっていた。

VERSAパターは、2013年に発売されて以来、長らくプロの間でも人気があったモデル。横峯さくらは今でも当時のモデル(#1)を使うほどで、今回はキャロウェイ契約のパターコーチであるフィル・ケニオン氏の希望で新しくリニューアルされた。

西村仕様のプロトタイプパターは赤いラインと3ドット入り

ちなみに西村が選んだのは同モデルの#7S(ツノ型)で、「ボールのラインとヴァーサの白黒の帯がちょうど90度でアライメントをとりやすい」とお気に入りの様子。「ツノ型パターしか使ったことがない」という西村の一本は、ヘッド上部に赤いラインとドットが入った特別仕様で、さらに構えやすさを強調している。

西村は、今季から挑戦する米女子ツアーに向けて、「不安もありますが、楽しみでもあります。とにかく目の前の一試合、一試合を一生懸命頑張って、米ツアーのシードをとれるように頑張ります」と抱負を語った。

5人ともパラダイムを開幕戦で投入予定

その他、新シーズンに向けた4人のコメント。

上田
毎試合頑張ります。あまりここ数年目標というものは決めていませんが、出た試合は毎試合全力で戦いたいとずっと思っていますし、そこは変わらずにやっていきたいです。

木村
2勝目を目指して頑張りたいです。今年からプレーヤーズ委員長になったので、人間的にも成長できたらいいなと思っています。

柏原
前半戦の出場権しか獲得できていないですが、3勝目を目指すというよりは、初優勝する前の気分に戻りたいなと思っています。1勝目を目指すときの勢いだったり、追いかける気持ちをもう一度取り戻そうと思って今年のオフは頑張れているので、その気持ちでダイキンから頑張りたいです。

河本
まず2勝目を挙げることが目標です。あとは自分に自信をもってプレーできればいい結果が出るんじゃないかと思います。

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