LGBTなど性的少数者の子どもを持つ親の有志の会が26日、オンラインで記者会見した。検討が進むLGBT理解増進法案に関し、「性的指向や性自認を理由とする差別的取り扱いをしてはならない」との禁止規定を盛り込み、一刻も早い法整備を実現するよう訴えた。
有志の会は今後、ネット上で賛同を募った上で、3月にも要望書を政府に提出する予定。
神奈川県の女性は「既に差別はある」とした上で、「私たちは理解よりも、人として尊重してほしい。差別禁止法を制定し、全ての生命が大切と国に宣言してほしい」と述べた。
東京都内の女性は「差別を禁止することが大きな一歩になる」と訴えた。