亀梨和也誕生祭企画で福岡タワーをピンクにライトアップ

2023年2月23日、亀梨和也の37回目の誕生日に、KAT-TUNのライブ「LIVE TOUR 2023  Fantasia」がマリンメッセ福岡にて幕を開けた。亀梨のラッキーナンバーとして知られる「23」が重なる特別な誕生日、亀梨はインスタライブを行い、ファンは福岡タワーを亀梨のメンバーカラーのピンクにライトアップするなど、さまざまな形で亀梨の誕生日を祝った。 

ライブ中にケーキと歌で誕生祝い

「LIVE TOUR 2023  Fantasia」は、2月15日に発売、オリコン週間合算アルバムランキングで1位を獲得した同名のアルバム「Fantasia」から15曲を披露。デビュー前の懐かしい曲から最新のデジタルシングル「ゼロからイチへ」まで全30曲(アンコール含む)を歌った(夜公演は29曲)。

 KAT-TUNおなじみの特攻はもちろん、階段など高さを生かしたセットと映像を駆使しながらスタイリッシュで大人っぽいクールな雰囲気を演出、プロのダンサーが楽曲を盛り上げ、次から次へと色を変え多彩な世界観を見せた。

 今回は数年ぶりの「声だしOK」のライブで、声を出すことに多少戸惑いと遠慮がある様子だったが、銀テープ、アリーナトロッコ、スタンドトロッコも復活し、ファンを歓喜させた。ライブの最後には、亀梨が音頭をとりファン同士が手をつないで「We are KAT-TUN」と叫ぶ恒例のセレモニーも、エアで手をつなぎながら行った。

 客席には「お誕生日おめでとう」と書かれたうちわがたくさん。ずいぶん前にラジオで「誕生日にライブをしたい」と話していた亀梨はいつも以上に楽し気な様子。亀梨のラジオをイメージしたらしい「アポなしテレフォン」のコーナーでは、Fantasiaのロゴとフルーツをたくさんのせたバースデーケーキが登場。Happy Birthdayの歌を上田竜也と中丸雄一、会場のファンみんなで歌い、客席をバックにケーキを囲んで3人で記念撮影を行い、写真は後で亀梨のInstagramにアップされた。夜公演ではケーキはなかったが、会場一体となりHappy Birthdayを歌った。

亀梨和也 kazuya kamenashi on Instagram: "23.2.2023✌️"

ライブ終了後に亀梨がインスタライブを開催

 夜公演終了後、亀梨がインスタライブを開催。公演後にライブの振り返りを行い、シャワーも浴びずライブの衣装(ツアーパーカー)のまま、20時からインスタライブに臨んだ。インスタライブは、ファンのコメントを読みながら、コメントを返していくナチュラルな形で進行。

コメントの質問に応えて、Snowmanの宮館涼太や目黒蓮ら、後輩たち数人からお祝いのLINEやメールが届いたことや、ドラマ(正義の天秤2)を撮り終えたことを報告。コメントの要望に応えてカメラ目線でルダハートやキス、前髪を結んだり、変化をつけながら、スクショタイムのサービスも。ライブ後の充実した表情で「すごく楽しく素敵な誕生日を迎えることができました」とうれしそうに語った。 

SNSでは「亀梨くん疲れてるのに、インスタライブをやってくれてありがとう」「誕生日当日にインスタライブやってくれるなんて本当にうれしい」「福岡のライブに参加できないファンのことも考えてくれてる」といった感謝の声が見られた。

亀梨和也 kazuya kamenashi on Instagram: "素敵な誕生日をありがとうっ💋"

亀梨への感謝とお祝いをカタチにして共有

インスタライブ終了直後の20時15分には、日本一の海浜タワーと言われる福岡タワーが、青色から亀梨のメンバーカラーであるピンクに一瞬にして変わった。誕生日前夜はピンク一色に、誕生日当日はピンクの後、花火イルミネーションが加わり、2夜連続で行われた。 

現地には亀担、ハイフンのみならず噂を聞きつけた地元の方やタクシーの運転手ら、大勢が集まり、漆黒の空に浮かび上がるピンクのタワーの美しさと圧倒的な存在感に魅了された。

現地にいない全国のファンも、Twitterにアップされた写真や動画を見ながら、リアルタイムで一緒に楽しんだ。ライトアップ終了後には自然と温かい拍手がわき起こり、感動に包まれた。 

2夜連続で行われた福岡タワーのライトアップは、亀梨ファンがTwitterを中心に声を掛け、「普段ファンのために頑張ってくれている亀梨くんに感謝とお祝いの気持ちを伝えたい」と、80名以上の志(資金)を集めて実現したという。ピンクにライトアップされた福岡タワーは、テレビ番組「Going! Sports&News(日テレ)」の亀梨のホームランプロジェクトのコーナーでも紹介された。

 たくさんのお祝いと愛にあふれた特別な誕生日を過ごした亀梨。デビュー17年経っても地に足をつけてさまざまなことにチャレンジし、魅力や実力、人間力といった「力」の奥行きを広げ成長してきた亀梨が、37歳から未来に向けてどんな挑戦をするのか楽しみだ。

(ライター/佐藤ジェニー) ※ヘッダー写真はTwitterから引用しました。

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