商店街の家康像が復活、名古屋 昨年破損で撤去、円頓寺本町

修復を終え、名古屋市西区の円頓寺本町商店街入り口に復活した徳川家康像=25日

 名古屋市西区の円頓寺本町商店街入り口に設置されていたが昨年10月に何者かに倒されて破損、その後撤去されていた徳川家康像が、このほど修復を終えて元の場所に復活した。

 管理する同商店街振興組合の岩井良憲理事長(51)は「利用者から『戻ってきたね』と声をかけてもらえた。家康が主人公のNHK大河ドラマ人気に乗じ、にぎわいに一役買ってほしい」と話す。

 像は台座に座る姿で、高さ1.5メートルの強化プラスチック製。修復では、背中側に開いた約10センチの穴を埋め、台座をビスで固定して倒れにくくするなどした。

 昨年10月31日、何者かに倒されるのを通行人が目撃して110番した。

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