ひな祭りちなんだ展示や体験用意 3月2~4日、岡山城と後楽園

岡山城

 岡山市北区の岡山城と後楽園で3月2~4日、ひな祭りにちなんだ展示や体験を通じて和の雰囲気を堪能できる多彩なイベントが繰り広げられる。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりとなる。

 岡山城の「烏城ひなまつり」は各日、天守入場の先着150人にひなあられを振る舞う。4日はおひなさまの衣装を着て城をバックに写真撮影できるコーナー(小学生以下)を設けるほか、抹茶をたてる体験を提供する。イベント期間を含む2月25日~3月27日は、天守2階に江戸時代後期から昭和にかけてのひな人形を展示する。

 「春のおもてなし」と題する後楽園では、鶴鳴館にひな人形を展示。4日は平安時代から伝わる遊び「貝合わせ」を楽しめる。2日の開園記念日は入園無料とし、狂言鑑賞や桃の節句をテーマにした茶会などを催す。

 岡山市、おかやま観光コンベンション協会、山陽新聞社でつくる実行委と後楽園が主催。問い合わせは岡山城管理事務所(086―225―2096)、後楽園(086―272―1148)。

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