仙台市の感染者は下げ止まりの傾向が続く 東北大学の下水ウイルス調査

仙台市の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の調査の結果、感染者数は下げ止まりの傾向が続いていることが分かりました。

東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウィルスの濃度などから毎週、仙台市の感染者数を予測しています。

先週、仙台市で感染が確認された人は、予測値1490人に対し1105人と7週連続で前の週を下回りました。今週は2290人と予測されています。

佐野教授は「下水中のウイルス濃度はここ2週間ほぼ同じ値で、新規感染者数は下げ止まりの傾向が見られる。引き続き気を付けて生活してほしい」としています。

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