夜の福山城を活用して4月から演劇公演が開催されるのを前に26日、観光業関係者など向けの体験会が開かれました。
演劇より
「我こそが、この備後10万石の初代藩主・水野勝成でございます」
福山城天守内部にある博物館を舞台とした演劇「福山ナイトキャッスル ~鬼日向の城~」です。
初代福山藩主「水野勝成」をはじめ、いとこの「徳川家康」、勝成がかつて仕えていた「織田信長」が登場します。
天守の地階から始まり、信長と家康が、勝成の武勇伝や築城に関する話などをひも解きながら、最上階でクライマックスを迎える「没入型演劇」となっています。
観光客誘致につなげようと、築城400年を迎えた福山城の新たなコンテンツとして企画されました。
参加者(広島県観光連盟)
「もっと広島の観光が盛り上がっていく役割を担ってくれるといいなと思う」
福山観光コンベンション協会 石口和寛 事務局長
「夜の時間を有効に活用して、今後とも福山城を愛し続けてもらえるように取り組んでいきたい」
公演は4月からで、毎月1~2回程度、開催される予定です。予約は、来月1日から公式サイトで受け付けます。