日本企業、AI利用は22% 米企業は40%、IPA調査

オフィスビルが林立するJR東京駅周辺=2020年

 情報処理推進機構(IPA)は27日までに、日本企業のうち営業や製品開発などの事業活動に人工知能(AI)を利用しているのは、22.2%にとどまるとの調査結果を発表した。米企業(40.4%)と比べ約半分だった。IPAの担当者は「日本企業には古いシステムが残っているところもある」と要因を分析した。

 日本企業のうちAIを全部署で利用しているのは2.4%、一部の部署で利用するのは19.8%となった。米企業は全部署が19.7%、一部部署は20.7%だった。

 日米の約930社を対象に2022年6~7月に調査した。

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