福士蒼汰が「弁護士ソドム」で詐欺加害者専門の悪徳弁護士に

福士蒼汰が、テレビ東京系で4月28日にスタートする連続ドラマ「弁護士ソドム」(金曜午後8:00)で主演を務めることが分かった。これまで「金曜8時のドラマ」として放送していた枠が「ドラマ8」としてリニューアルされ、本作がその幕開けとなる。

「ソドム」とは旧約聖書に登場する街の名前で、「退廃」や「悪徳」の象徴とされる言葉だ。「弁護士ソドム」では、“ソドム”と呼ばれる型破りな詐欺加害者専門弁護士が、周りから弱者を食い物にする詐欺加害者の味方をし、裁判で勝たせていく。しかし、詐欺師を専門に弁護するという人道にもとるような仕事を選ぶのは、ある目的があったからだった――。ただの法廷ものではない、スリリングなリーガルサスペンスで、「大奥」(NHK)、「アバランチ」(フジテレビ系)や映画「旅猫リポート」(2018年)など、振り幅がある演技で評価が高い福士が、「金のために詐欺加害者に手を貸す」と悪評の悪徳弁護士を演じる。

小田切渉(福士)は、詐欺加害者専門の弁護士。金にならない仕事は全く引き受けない。刑事弁護を儲からない仕事とけなし、民事弁護を中心に活動している。詐欺加害者を弁護するということは、だまされた弱者ではなく、だました側に味方するということ。その人道にもとるやり方や、強引な手法・拝金主義から、法曹界では悪徳弁護士、別名・ソドムといういまわしい名前で呼ばれている。渉が詐欺加害者専門の弁護士になったのはなぜか? 彼の真の目的とは?

初の弁護士役に挑戦する福士は「今回、金曜8時の新しい枠で、完全オリジナルドラマに出演させていただきます。プロデューサーの方々と打ち合わせを重ねながら、細かい部分までこだわって一緒に作り上げています。”ソドム”と呼ばれる弁護士・渉。彼の執着心はどこから来るのか。追い求める希望とは何か。単なるダークヒーローにも見えてしまう彼が、実は心の奥で抱えている人間的な部分を最優先にして描いていければと思っています。楽しみにしていてください!」と役柄に触れ、意気込みを表している。

ドラマを手掛ける祖父江里奈プロデューサーは「テレビ東京の金曜8時が大幅リニューアルです! これまでも数々の人気シリーズドラマを生み出してきた枠ですが、ターゲットもジャンルもより幅広く挑戦していきます。その第1弾として福士蒼汰さんという最高の主演をお迎えすることができました。泉澤陽子さんのオリジナル脚本もただの法廷ドラマにとどまらず、スリリングかつエンターテインメント感にあふれ、さらにはロマンスの要素も…! これから発表される共演者の顔ぶれも本当に豪華で、私自身がこの作品の放送をとても楽しみにしています!」と見どころとともにアピールしている。

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