シンタグマ・キャピタルがエラメット(ユーロネクスト・パリ:ERA)の高速度鋼・リサイクル部門のエラスティール買収で独占交渉を開始

ブリュッセル--(BUSINESS WIRE)---- (ビジネスワイヤ) -- シンタグマ・キャピタルは本日、エラスティール(https://www.erasteel.com)の買収でエラメットと独占交渉を開始したと発表しました。同社は、高性能工作機械、掘削および切削工具用の高速度鋼の伝統的冶金および粉末冶金の世界的なリーダー企業です。また、エラスティールは欧州で独自の金属リサイクル能力を持ち、電池、触媒、金属の回収のための持続可能なソリューションを提供しています。フランス、スウェーデン、中国の6都市におよそ850人の従業員を擁しています。2022年のエラスティールの売上高はおよそ2億7500万ユーロで、航空宇宙、自動車および工業セクターを主な顧客としています。

情報提供・協議規則に従って労使協議会に提出される本案件は、規制当局の承認などの慣例的完了条件を満たすことを含む正式契約の締結を前提としており、2023年上半期末までに完了する予定です。

シンタグマ・キャピタルのマネジングパートナーのセバスチャン・キーケルト・ル・ムールは、次のように述べています。「M&A市場は極めて厳しい状況にありますが、エラスティールは当社にとって2023年に入り2件目、過去6カ月間では3件目の取引であり、売り手に対して迅速かつ確実に対応する当社の能力を反映しています。エラスティールは、グローバル規模で一段の発展が見込める有望な企業です。エラスティールは当社による3件目のカーブアウト取引であり、欧州での複雑なカーブアウトで選ばれるパートナーとしての当社の地位がこれにより一段と強化されます。」

シンタグマのパートナーのフランク・クーネンは、次のように述べています。「当社は、金属分野における当社のグローバルな経験と、エラスティールの広範な研究・開発および技術面での専門ノウハウ、グローバルな基盤、強力な顧客関係を生かして、既存事業と的を絞ったM&Aの両方を通じた成長を一段と強化していく所存です。また、エラスティールのフランスにおけるリサイクル事業の開発も加速させる予定です。」

本取引を担当するシンタグマのチームは、セバスチャン・キーケルト・ル・ムール(マネジングパートナー)、フランク・クーネン(パートナー)、ベンジャミン・ダーハン(パートナー)、ファビオ・ヤマサキ(プリンシパル)、ガブリエレ・ロ・モナコ(シニア・アソシエート)です。

シンタグマは、ウィルキー・ファー・ギャラガー(法律顧問)、リンカーン・インターナショナル(M&Aアドバイザー)、PwC(財務顧問)、アドベンション・ビジネス・パートナーズ(商務および戦略アドバイザー)の助言を受けました。

シンタグマ・キャピタルについて

シンタグマは、実践的な業務の専門知識を活用して成長を加速させ、すべてのステークホルダーのために業績を高めることができる企業に投資しています。当社は、世界的規模で企業の業務と経営に携わった経験を有する真の運営者であり、社内のリソースを活用して成功する戦略を策定し、それを実行して可能性を最大限に引き出し、持続可能な長期的価値を創造しています。シンタグマは、素材、化学、工業、ビジネス・サービス市場に特に重点を置き、製造、流通、輸送・物流、機器レンタル、金属サービス、その他の業種を含む幅広い業種の企業の投資と運営を行っています。シンタグマは、UN PRIの署名者として、すべての投資にわたって高いESG基準を設けており、ベルギーのブリュッセルに本拠地を置いています。詳細情報については、https://syntagmacapital.comをご覧ください。

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