日本テレビでは、ドラマ枠『金曜ドラマDEEP』を新設することが決定。第一弾として、世界的ヒット作が原作の『夫婦が壊れるとき』が放送される。
本作の主演は、稲森いずみ。夫と子どもに囲まれ“完璧な人生”を送る医師・真壁陽子を演じる。
そして、妻を愛しながらも若い女性に本気でひかれてしまう主人公の夫・昂太役に吉沢悠、夫の不倫相手・佐倉理央役には、優希美青が決定した。
『金曜ドラマDEEP』のコンセプトは、深夜だからこそ描けるディープな人間模様や緊迫するサスペンス、大人の恋愛などをテーマに、18歳以上の大人女性層をメインターゲットにした“DEEPなドラマ”。複雑に絡み合うラブサスペンス、裏切り、だまし合い、爽快な復しゅう劇……ハマると抜けられない、見始めたら止まらない、怒とうの展開を美しく刺激的に描く。
『夫婦が壊れるとき』は、2015年、2017年にBBC（イギリス）で放送され、各賞を総なめにした『女医フォスター 夫の情事、私の決断』（原題「Doctor Foster」、原作・脚本マイク・バートレット、制作Drama Republic）のリメイク。
原作は各国でリメイク版が制作され、これまでにフランス・韓国・トルコ・フィリピン・インドネシアなどで放送されている。なかでも、2020年に韓国で『夫婦の世界』として放送されると、不倫夫の衝撃的な本性や、ヒロインの壮絶な復しゅう劇が注目され、『愛の不時着』『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』など珠玉のラブストーリーを抑え、韓国ケーブルドラマ史上最高となる視聴率28.4%と大ヒットを記録。幅広い世代で話題となった。
日本オリジナル版も、第1話冒頭から目が離せない怒とうの展開。夫の不倫が明らかになる生々しいまでの表現と、日本オリジナルだからこそ描ける心理描写や展開、そして豪華キャストの競演に注目だ。
主人公を演じる稲森いずみは「世界でヒットしている原作の日本版を作るのかと正直驚き、さらに自分が演じるんだと思い2重に驚きました。私が演じる真壁陽子は、医者であり、妻であり、母であり、その全てを完璧にこなしている女性で、自分では気づいてないのですが、周りから一目置かれているようなキャラクターです。私も演技を通してその人物像に少しでも近づけるよう努力したいと思います」とコメント。
陽子の夫・真壁昂太役の吉沢悠は「昂太は映画の製作会社の社長で、映画監督もやっています。そして、妻を愛し、息子とも仲が良い理想の夫でありつつ、裏では不倫をしているという役どころです。僕自身結婚していて不倫を肯定できないですが…昂太という人間は心のどこかに埋まらない何かがあって、そこを埋めようとしたと考えると、理解できなくはないかな…（笑）」と明かしている。
また夫の不倫相手を演じる優希美青は「皆さんが見ていて嫌な女だと思う瞬間があるかもしれませんが、理央の行動一つ一つには信念があるので、彼女なりの信念を最後まで温かく見守っていただけましたらうれしいです。実は母がこの作品の韓国版『夫婦の世界』の大ファンで、絶対に見て！ と勧められていた時にこのドラマの出演が決まったので、理央を演じることで親孝行にもなるのかなと思っています！ 私にとって、初の大人の恋愛ドラマです」と意気込みを語った。
3人が美しくも冷酷に恨み、憎しみ合う人間関係を演じ、さらに周りを巻き込みながら壮絶な復しゅう計画を始める金曜ドラマDEEP『夫婦が壊れるとき』は、4月7日（金）24時30分スタート。
原作であるBBC版『女医フォスター 夫の情事、私の決断』と、『夫婦の世界』（韓国リメイク版）はHuluでも視聴可能だ。
『夫婦が壊れるとき』
日本テレビ 金曜ドラマDEEP枠
4月7日（金）スタート
毎週金曜 深夜24時30～24時59分
日本テレビほか、日本テレビ系列各局にて放送
※局により放送時間が異なる場合がございます
毎話放送後、Tver、Huluにて配信
■イントロダクション
夫と子どもに恵まれ、医師として順風満帆な生活を送る陽子。札幌出張から戻った夫と深く愛し合った翌朝、夫のジャケットから女物のリップが転がり落ちた。その時は気に留めていなかったが…、その日夫のマフラーから、自分のものではない1本の長い茶色の髪の毛を見つけてしまう…。愛しているから夫を信じたかったが、一度抱いた不信感はぬぐい切れない。とうとう不倫の確証を見つけたその時。陽子は、同時に信頼していた同僚や隣人たちの裏切りをも知ることになる。そして、夫が隠していたもう１つの重大な秘密と、明らかになる不倫相手の妊娠――完璧だったはずの家庭は、音を立てて崩れていく…。
「離婚する際に絶対に手放したくないものはなんでしょう？ 家、親権、それとも財産？」
『すべて』
徹底的に夫を追い込むべく、ヒロインの壮絶な復しゅうが始まる。
■番組公式ホームページ https://www.ntv.co.jp/deep-fufu/
■番組公式Twitter ＠deepfriday_ntv
