
大阪・道頓堀の観光名所、グリコ看板下の遊歩道「グリ下」に集まる少年少女らのトラブルや犯罪を防ごうと、大阪府警南署はグリ下を写す防犯カメラ2台を設置し、3月2日に運用を始める。
南署によると、防犯カメラは道頓堀川に架かる戎橋下に設置され、川の両岸の遊歩道を24時間記録する。橋の上を写す防犯カメラはあるが、グリ下は死角になっていた。
グリ下には2021年夏ごろから、新型コロナウイルス禍で飲食店が休業し居場所をなくした少年少女らが交流サイト(SNS)などを通じ、集まるようになった。
南署の幹部は「子どもたちの安全安心を守りたい」と話している。