誹謗中傷で保育士ら退職 佐世保市の保育所休園 4月から再開予定

 長崎県佐世保市は27日の市議会文教厚生委員会で、一つの市立保育所が3月末まで一時休園していることについて説明した。保護者から誹謗(ひぼう)中傷を受けた保育士らが退職し、人手が足りなくなった。再開は4月1日を予定している。
 当該の保育所は町内会が指定管理者となって運営。施設長のほか、常勤保育士や代替職員、調理員が在籍していた。
 市保育幼稚園課によると、複数の保護者が1人の保育士の年齢にまつわる批判を交流サイト(SNS)に書き込んでいた。その投稿を見たことを発端に誹謗中傷を受けた保育士ら計3人が1月末で退職したという。
 指定管理者が新たな保育士を募集したものの、2月から常勤できる保育士が見つからなかった。4月から勤務できる保育士を確保し、再開できる見通しが立っているという。


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