【現地取材】メッツ千賀 現地キャンプ第一声! 監督にツッコまれた"あること"

@spotvnews

16日にメジャーリーグ30球団が一斉にキャンプインした。「SPOTV」は福岡ソフトバンクホークスからニューヨーク・メッツ入りした千賀滉大に直撃! 初練習を終えたロッカールームで話を聞いた。チームのバック・ショーウォルター監督から「日本でゴールデン・グラブ賞を2年連続取り損ねたこと」をツッコまれたと言うが、憧れの大投手と絡めたことに満足げだった。

―初日を終えての感想は?

「本当に上(のユニフォーム)を着て名だたる選手たちと一緒に動けて、すごく幸せな時間をくれたなというのが、まずは初日の感想かなと思います」

―チームの雰囲気は?

「べテラン選手も多いですし、とにかく僕はルーキーなのでしっかり学べることは学びながら、チームに少しでもなじめるように。言葉はあまり喋れないですけれども、少しずつコミュニケーションを取れたらとは思っています」

―今後、取り組みたいことは?

「投球スケジュールに関しては、もうブルペンには出ているので、その辺に関して自分で(適応できると思います)。ボールと(マウンドの)傾斜で日本との違いはあるのでフィットさせるようにしっかり調整していきたいと思います」

―監督から声を掛けられたことは?

「ゴールデン・グラブ賞を2回取ったことがある(2019年、20年シーズン)のに、ここ2年取れなかったのは何でだみたいな話になって。日本では投球内容も結構見られるから、守備だけの指標じゃないみたいな話はしました」

―日本のキャンプとの違いは感じた?

「今日に限ってはそんなになかったですね。でもこれから実践が入ってくると、違うなと感じることは多いと思います。今日はまだ本当に日本っぽいなと感じる練習が多かったので、明日からかなと思います」

―緊張はした?

「ファーストとピッチャー間の練習で、相手がベテラン組の年上の選手ばかりだったので、エラーできないなと。久しぶりに若い時の気持ちを思い出しました」

練習中には、メジャー通算17年で244勝、今季からメッツに加わった39歳のジャスティン・バーランダーとペアで守備練習を行う機会があった。

―バーランダーに投げたりしていた。

「どういう状況だ? って、自分にツッコミながら練習できました。(バーランダーから)『これからどんどんコミュニケーション取っていきながら考えを聞きたいし、俺の考えも言いたい』みたいな感じでした。コミュニケーションを取ってくれている感じなので、すごいありがたいです」

初日はテレビで見ていた人に投げたというところか。海を渡った30歳の「新人」右腕が、初々しいメジャー生活のスタートラインを切った。インタビュー映像はこちらに。

© 株式会社SPOTV JAPAN