宮城県は4月中旬から下旬並みの暖かさ 仙台・若林区では早咲きの梅が咲き始める

28日の宮城県は晴れて気温が上がり、4月中旬から下旬並みの暖かさとなりました。仙台市では、早咲きの梅が春の訪れを告げています。

宮城県は高気圧に覆われ暖かい空気が流れ込み、午前中から気温が上がりました。

最高気温は丸森で18.4℃、亘理で17.6℃、仙台で17.5℃など4月中旬から下旬並みで、19の観測地点のうち17地点で2023年で一番の暖かさとなりました。

「暖かいですね。朝来る時は上着を着てたんですけど、外出たら暑かったので脱ぎました」「札幌から来たので。向こうはマイナス4℃でしたので。もう暑くてたまらないです」

この暖かさは3月1日も続く見込みで、最高気温は仙台と白石で16℃、石巻で14℃、古川で13℃と予想されています。

気象台は空気が乾燥するため、火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。

西部では雪解けが進むため、雪崩にも注意が必要です。

この暖かさの中、仙台市若林区のせんだい農業園芸センターでは早咲きの梅が咲き始め、春の訪れを告げています。

野口ちひろアナウンサー「スッキリとした青空と暖かな日差しの下、こちらの梅の木はまだつぼみもありますが濃いピンク色の花を咲かせています」

こちらの寒紅梅は1月7日から咲き始め、現在は5分咲きです。

春の陽気となった28日、多くの人が写真を撮るなどして楽しんでいました。

訪れた人「先週来てつぼみだったのでもう良いかなと思って来てみたんですけど、やっぱり春を感じられるっていうかね」「それぞれ枝ぶりに特徴があるので、写真撮りに来るには良い所ですね」

園内の梅は3月中旬ごろに咲きそろい、4月上旬まで楽しめるということです。

3月17日から4月2日までの週末や祝日には、ライトアップイベントが予定されています。

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