3月5日まで「大殿ひなさんぽ」開催中　最終日には"集中イベント"も

　山口市の大殿大路（山口市下竪小路）をメイン会場に、そぞろ歩きをしながらひな人形を鑑賞する催し「大殿ひなさんぽ」が、3月5日（日）まで開かれている。店舗や公共施設など24カ所に、大正から平成までの、製作年代や素材の異なる50組のひな人形が展示されている。展示施設は次の通り。（順不同）

　これは、大路ロビー（山口市下竪小路）施設内に事務局を置く特定非営利活動法人大路小路まち・ひとづくりネットワーク（内山秋久理事長）が2012年から主催するイベントで、2023年で12回目を迎えている。

ひなさんぽDAY

　最終日の3月5日は、「大殿ひなさんぽDAY」と題された集中イベントも2年ぶりに開催される。昨年は、コロナ禍のため中止された。　　　　

　小学生以下が対象のゲーム「さくらちゃんをさがせ！」は、午前10時にスタート。会場内の店舗などに、類似キャラとともに "隠れている"大路ロビーのキャラクター「さくらちゃん」を間違えずに見つけ、同施設のスタッフに場所を伝えると景品がもらえる（先着50人）。　　　　

　十朋亭維新館（山口市下竪小路）本館テラス（雨天時は本館）では、午前11時と午後1時に紙芝居「十朋亭と志士の湯呑み」を鑑賞することができる。無料だが、本館展示室に入館する場合は、高校生以上200円、小中学生100円の入館料が必要だ。　　　　

　さらに、大殿大路にレッドカーペットが敷かれ、午後2時半から「アトリエa.p.r」によるファッションショーが繰り広げられる。着物をリメイクした衣装をまとったモデルたちが、ランウェイを歩く。観覧は無料。　　　　

　なお、同日は正午から午後4時まで、萩山口信用金庫竪小路支店前から大殿地域交流センター入口までの区間は、車両通行止めとなる。　　　　

　「お越しの際は、駐車場に限りがあるため、できるだけ公共交通機関の利用を。ゆっくり歩いて楽しんでもらえれば」と、主催者。