ブルーシール牧港本店が建て替えへ あのネオン看板は存続 3月末から一時休業、24年7月に新装オープン

 アイスクリーム店「ブルーシール」を運営するフォーモストブルーシール(浦添市、山本隆二社長)は27日、1963年の開店から60年がたつ浦添市の牧港本店の建て替えを発表した。現地での建て替えに向け、3月末から一時休業する。隣接する体験型施設「アイスパーク」も2月28日で一時閉店し、いずれも2024年7月に新装オープンする予定。
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 完成までの間、本社機能は市牧港の琉薬商事ビルに仮移転する。牧港本店の象徴となっているネオン看板は、建て替え後も残る予定だという。
 牧港本店は60年前の開店以来、当時の建物に増改築が加えられ現在の姿になっている。山本社長は本店の一時休業を「60年目のリフレッシュ休暇」と位置付け、「ウチナーンチュにとっての『わったーアイス』と言われ続けたい」と展望を語った。
 一時閉店を前に、同店に思い出コーナーを設けてメッセージカードを貼り出す。3月1~27日は通常350円の商品を200円で提供するなどの「スペシャルサンクス企画」を用意している。
(當山幸都)
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