オープン戦4日目終了 ここまで50試合の平均試合時間は2時間39分

日本時間2月28日、メジャーリーグはオープン戦がスタートして4日目が終了した。ここまで50試合が消化されているが、平均試合時間は2時間39分。最短は2時間4分、最長は3時間6分、2時間半未満が17試合ある一方、3時間を超えたのは7試合しかない。オープン戦ということを考慮する必要はあるものの、ピッチクロック導入による試合時間短縮の効果は非常に大きいと言えそうだ(昨季の9イニングの平均試合時間は3時間3分)。明日は大谷翔平(エンゼルス)と藤浪晋太郎(アスレチックス)の投げ合いが実現する。

2連勝スタートとなったエンゼルスはジャイアンツと対戦。大谷は「3番・DH」でスタメン出場し、1回裏一死1塁の第1打席はセンターへのヒット、3回裏一死1塁の第2打席は見逃し三振、5回裏の第3打席は代打を送られ、2打数1安打だった。明日のアスレチックス戦では投手に専念する予定のため、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に合流する前の打者としてのオープン戦出場は今日が最後となった。エンゼルスは2回裏に2点を先制したが、その後逆転を許し、6対8で敗れている。

初戦を白星で飾ったレッドソックスはツインズと対戦。吉田正尚は「1番・左翼」でスタメン出場したが、1回裏先頭の第1打席は空振り三振、3回裏無死2塁の第2打席も空振り三振、5回裏無死走者なしの第3打席はショートフライに倒れ、3打数0安打に終わった。レッドソックスは先発のカッター・クロフォードら投手陣の好投もあり、4対1で勝利。オープン戦初戦から2連勝となった。

アスレチックスの藤浪は明日(日本時間3月1日)のエンゼルス戦でオープン戦初登板初先発。大谷が投手専念の予定のため、打者・大谷との対戦は実現しないが、両軍の先発投手として投げ合うことになった。球数は35球前後が予定されており、マーク・コッツェイ監督は「2イニングを超えて投げさせることはないだろう」と話している。

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