出身中学へ感謝を込めて!「卒業制作した木製ベンチ14基寄贈」/ 岡山県津山市 津山工業高校建築科

津山工業高校(岡山県津山市山北)建築科の3年生は、卒業制作した木製ベンチ14基を、出身校の津山、真庭市、鏡野町の5中学校に寄贈した。
ベンチは長さ140㌢、幅42㌢、高さ45㌢で、県産ヒノキの間伐材を使用。角に丸みをつけるなどして安全面に配慮している。木目の風合いが約3カ月かけて作った。
鏡野中学校(同町竹田)で22日開かれた同校への贈呈式では、卒業生の小椋楓雅さん(18)が「後輩たちに安全に長く使ってもらえるよう、思いをこめて作った」と4台を贈った。筒塩操校長(59)は「先輩の活躍は子どもたちの励みにもなる。生徒や地域住民の憩いの場で大切に使わせていただく」と話した。
その後、運動場や校内のフリースペースなど3カ所に設置した。
20、21日には中道、鶴山、津山西、久世中学校に贈っている。

© 津山朝日新聞社