古橋亨梧が大一番で2ゴール!セルティックがリーグカップ連覇を達成

セルティックがリーグカップ連覇を達成 カップを掲げる古橋亨梧 @Getty Images

現地時間26日にスコティッシュ・リーグカップ決勝が開催され、セルティックとレンジャーズが対戦した。

スコットランド主要3大タイトルの一つリーグカップ決勝は、セルティックとレンジャーズによる“オールドファーム・ダービー”が実現。日本人選手5人が所属するセルティックは、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央が先発出場を果たし、岩田智輝、小林友希がベンチスタートとなった。

国内2大巨頭の決戦は、序盤からインテンシティの高いゲームを展開。セルティックは古橋が裏のスペースに飛び出しチャンスを創出すれば、ジョタが強烈なミドルシュートを放ちゴールに迫る。対するレンジャーズも少ないタッチ数で素早くパスを回し、ファッション・サカラが得点まであと一歩のところまで近づく。

試合が動いたのは前半終了間際の44分、旗手のパスを受けたアーロン・ムーイが左サイドに展開すると、グレッグ・テイラーがグラウンダーのクロスを供給。ニアサイドで前田が逸らしたボールを古橋が押し込み、ディフェンディングチャンピオンのセルティックが貴重な先制点をゲットする。

リードして試合を折り返したセルティックは56分に、ファイナルサードで前を向いたムーイがディフェンスラインの背後にスルーパスを渡す。抜け出した旗手がペナルティエリア左から低い弾道のクロスを送り、走り込んだ古橋が再び左足で沈めてセルティックが点差を2点に広げる。

ハムデン・パークが大歓声に包まれる中、ビハインドを背負ったレンジャーズも黙ってはいない。64分にペナルティエリア左脇からFKを獲得し、ジェームズ・タベルニエがクロスを送る。トラップしたアルフレド・モレロスが右足でねじ込み、レンジャーズが1点差まで詰め寄る。それでもセルティックが最後までリードを保ち、2-1で試合終了のホイッスル。接戦を制したセルティックがリーグカップ連覇を達成した。

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