バカリズムMC「私のバカせまい史」がGP帯レギュラーに昇格。「準備がとにかく大変で、毎週やるのは未知の領域」

フジテレビ系では4月から、ギャラクシー賞を受賞したバカリズムMCの「私のバカせまい史」がレギュラー放送(開始日未定)。誰も調べたことがないような“せま~い歴史”=“バカせまい史”を紹介する、バカバカしくも知的好奇心をそそる新趣向のバラエティーだ。バカリズムが同局のゴールデン・プライム帯番組でMCを務めるは「良かれと思って!」以来5年ぶり、単独でMCを務めるのは初めてとなる。

これまで特番として3回の放送に加え、深夜番組としても6週連続で放送し大きな話題を呼んだほか、昨年5月に放送した第2弾がギャラクシー賞(テレビ部門2022年5月度月間賞)を受賞した「私のバカせまい史」。“研究する”というテーマにふさわしく、バカリズムが“研究長”となり、あるジャンルについて徹底的に調べ上げた“バカせまい史”の研究成果を、人気芸能人たちと共にスタジオでプレゼンしていく。進行を永島優美アナウンサーが担当し、スタジオでプレゼンされた研究成果を実際に体験するなど、体を張って番組を盛り上げる。

これまで、計9回の放送で届けた“バカせまい史”は18本。“武田鉄矢ものまね史”に始まり、“東海テレビの昼ドラ愛憎グルメ史”“吉川晃司のシンバルキック史”など、誰もが知っているテーマをなぜかバカせまく掘り下げる研究発表が続々と登場した。番組が独自に集めた貴重映像とともに振り返った研究成果に、SNS上でも「懐かしい!」という声や、“バカせま”すぎる研究対象に「めちゃくちゃ面白い!」といった声が出るなど、放送のたびに反響を呼んできた。GP帯レギュラーに昇格することで、新たな視点とパワーアップする取材力でこれまで以上に“バカせまい史”を掘り下げる。

バカリズムは「この番組は収録までの準備がとにかく大変なんですが、内容が面白いのでいつも収録が終わる頃には忘れています。ただ、これを毎週やるのは未知の領域です。さらに、それをゴールデンで放送するそうです。どうなるか予想がつきませんが、今まで通り狭く面白く作っていければと思います」と期待している。

© 株式会社東京ニュース通信社