ナダル、左腸腰筋の損傷で全治6~8週間。18日の全豪オープン2回戦で負傷

ナダル、全治6~8週間の怪我であると明らかに

1月19日、世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)が自身のSNSを更新。全豪オープン2回戦で負傷した左足の状態について、股関節付け根にある腸腰筋に損傷が見られ、全治6~8週間だと明らかにした。

ナダルは、18日に行われた全豪オープン2回戦で世界ランク65位のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と対戦。第2セット途中で左足を負傷。メディカル・タイムアウトを取って治療を行ったが、その後もプレーのレベルを上げることができないまま、4-6、4-6、5-7のストレートで敗れた。

試合後に行われた会見では、「(股関節の違和感は)数日前からあった」としながらも、「今日ほどのものではない。何が起きたのか、筋肉なのか、関節なのかわからない」とコメント。

7年ぶりにグランドスラム3回戦進出を逃してから1日経った19日に、自身のSNSを更新し、「昨日の敗戦後、精密検査を実施した。MRIの結果、左足の腸腰筋に損傷があることが判明した。今後は休養と炎症を抑える治療をする。通常の回復期間は、6~8週間だ」と綴り、精密検査の結果をファンに報告した。

昨季も肋骨の疲労骨折や慢性的な左足の痛み、腹筋の裂傷と1年を通して怪我に苦しんだナダル。「あまり悪いことにならなければいい。3週間の練習はポジティブなものだった。だから、長い間コートから離れることにならないように願っている」と語っていたが、再びコートを離れて治療に専念しなければならなくなりそうだ。

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