「西条バイパス」4車線化へ 国土交通省が新規事業候補に選定 知事「大いに期待している」

広島・東広島市の国道2号 西条バイパスが、全線の4車線化に向けて大きく動き出しました。国土交通省は、西条バイパスを2023年度の新規事業化の候補に選びました。

4車線化が検討されるのは、西条バイパスの下三永ー八本松の9.2キロです。実現すれば、全長11.3キロ全てが4車線になります。

接続する東広島・安芸バイパスが3月に全線開通する予定で、交通需要がさらに高まることから、県は、国に4車線化を要望していました。

国土交通省は28日、23年度の新規事業化の候補の1つ、西条バイパスの4車線化を選定したと発表しました。今後、県への意見聴取や有識者の意見などを踏まえて、3月中に事業化について判断するということです。

湯崎知事は、「事業化に向けた大きな一歩であると受け止めている。4車線化の新規事業化が決定されることを大いに期待している」とコメントしています。

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