
広島は28日、沖縄県沖縄市でキャンプを打ち上げた。2018年の現役引退後、指導者として初めて春季キャンプに臨んだ新井新監督は「充実していて、あっという間だった。全員、頑張っていた。誰を使っていこうか、楽しみ」と笑みを浮かべた。
走塁の意識向上に取り組み、実戦では積極的に二盗を仕掛け、守備の隙を突いて次の塁を狙おうとする場面が多く見られた。新井監督は「走者がボールに対して、いい反応をしている」と満足げだった。
4年連続Bクラスからの巻き返しへ向け、下地は整ってきた。新井監督は「特にブルペン陣は一番、競争が激しい。シーズンに入ってからでも競争は続くと思う」と底上げを期待した。