宗教団体「エホバの証人」の2世信者らの支援にあたる「エホバの証人問題支援弁護団」が28日、東京都内で設立記者会見を開いた。田畑淳弁護士は結成の目的を「一人でも多くの人が、宗教を理由とした不当な束縛や制約から解放されるため」と説明した。
弁護団は1月15日に設立され、弁護士や社会福祉士、医師らで構成。教義に反したことをしたとしてむちで打たれたなどの情報が、信者らからこれまでに約100件寄せられたという。
子どもに輸血を受けさせないよう教団が信者を指導しているとの情報も、弁護団には寄せられた。
弁護団は27日、虐待の疑いがある情報を厚生労働省に提供した。