塩キャラメルアイスから大腸菌検出

特区政府食物安全中心(センター・オブ・フード・セーフティー=CFS)は2月24日、シンガポールから輸入されたアイスクリームについて、基準値を超える大腸菌が検出されたとして、市民に食べないよう呼び掛けている。同日付政府公報によると、問題の製品は「Ice Age HK Limited」が輸入した「Coolhaus」ブランドの塩キャラメル味のアイス「Salted Caramel Animal-Free Frozen Dessert With Swirls」(内容量473ミリグラム)で、賞味期限が2024年3月17日と2024年3月19日になっているものだ。CFSは先ごろ、通常の食品監測の一環として輸入アイスのサンプルを採取し成分検査を実施。5個のサンプルの大腸菌量が1グラム当たり180個から190個で、法例基準値を上回っていることが分かった。CFSではすでに当該製品のすべてを封印し、市場には出回っていないという。輸入業者に対しては当該製品の販売許可を一時停止した。

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