横浜・伊勢佐木町「カトレヤプラザ」初の大型改装 全世代型向け、順次新店オープン

開業以来の大規模リニューアルが行われるカトレヤプラザ伊勢佐木(パルコ提供)

 パルコ(東京都)は、運営する商業施設「カトレヤプラザ伊勢佐木」(横浜市中区)をリニューアルする。2012年の開業以来初となる大型改装で、3月1日から新店舗が順次オープンする。

 同プラザの場所は、08年10月に閉店した「横浜松坂屋」の跡地。地域密着型の商業施設として12年2月に開業し、20年9月には大丸松坂屋百貨店不動産事業部からパルコに移管された。

 3階建てで延べ床面積は7400平方メートル。改装は全国で商業施設の開発や運営を手がけるパルコが、地域のニーズに合わせ全世代型向けの店舗で構成した。

 最終的には19店舗がテナントとして入る。1階は、従来のスーパーマーケットを一部変更し「元町ユニオン」の商品を並べるほか、「ポンパドウル」(1日オープン)や「サーティワンアイスクリーム」(11日)が新規に出店。子どもが遊べる砂場や自転車のショップなどを併設した「LATTEST GREEN(ラテストグリーン)」による複合施設(24日)やストレッチ専門店(25日)も順次開業する。

 カジュアル衣料品「ユニクロ」の出店(4月28日)で、今回の改装は完了するという。

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