今季限りで日本ツアーから引退するイ・ボミ(韓国)の夫で俳優のイ・ワンさんが、心境を明かした。妻の決断について「これまで最善を尽くし、最高の成果を上げてきたので、残念というよりはうれしさの方が大きかったです」とコメント。「急な話に思われるかもしれませんが、二人で引退の時期は相談してきたので、良い形で最後の試合を迎えられるように努力しています」と吐露した。
2019年末、約2年間の交際を経て結婚した。ともにプロフェッショナルとして仕事にまい進する中、互いに日韓を行き来。妻のオフシーズンには多くの時間を共有し、SNSで仲睦まじい姿を公開してきた。
出会った頃から共通点が多かったという二人だが、ゴルフがつないだ縁は「特別」と感じていたという。初めてラウンドしたのは日本でも韓国でもない外国のゴルフ場で、「気楽で楽しくて、デート気分だった」と記憶は今も鮮明。ツアーでキャディを務めたこともあり、「彼女のしなやかだけど力強いスイングに魅力を感じましたし、ゴルフは優雅で芸術的なスポーツだと教えてもらいました」と振り返った。
最終戦は10月19日からの「マスターズGCレディース」（兵庫・マスターズGC）。「これから待ち受ける人生の全てをともにし、喜びも悲しみも分かち合いながら、お互いが支えになれるよう努力し、思いやり、愛し合いながら生きていきたいです」と妻への愛を改めて誓った。
