3年間で85万人 県民の4人に1人が感染…静岡県内で新型コロナ“初確認”から3年

静岡県内で初めての新型コロナ患者が確認されてから、2月28日で3年です。感染者数は3年間の累計で85万人を超え、2月28日も新たに315人の感染が発表されました。

自治体別の感染者数は、浜松市が37人、静岡市が58人、そのほかの市と町が220人です。

感染者2人の死亡が報告されています。

1日あたりの感染者数は、先週火曜日(2月21日:469人)より154人少なく、13日連続で1,000人を下回りました。

病床使用率は静岡県全体で23.8%で、最も高い県中部でも32.9%と低くなっています。

静岡県内の3年間の感染者数の推移をみると、初めての患者が確認されたのは2020年2月28日。大型クルーズ船の乗客でした。その後、第1波から第8波まで8回のピークがありました。累計で85万人を超え、静岡県の人口のおよそ25%にあたります。重症化する割合は減ったといわれていますが、感染者数の増加とともに死者が増えました。

高齢者や基礎疾患があるなどリスクが高い人にうつさないためにも基本的な対策を続けていきましょう。

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