社会に希望の光、2団体3氏の功績たたえる 琉球新報活動賞贈呈式

 社会の一線で活躍する気鋭の個人や団体をたたえる第45回(2022年度)琉球新報活動賞の贈呈式が28日、那覇市の琉球新報ホールで開かれた。社会、地域振興、教育、産業、文化・芸術の各分野で2団体3個人を表彰した。琉球新報社の普久原均社長が表彰状や記念品を贈った。
 受賞者は一般社団法人沖縄県女性の翼(奥村啓子会長)、NPO法人地域サポートわかさ(上原廣保理事長)、仲村巌氏(ロッキーチャレンジ賞主宰、元日産ディーゼル社長)、義元大蔵氏(ディーズプランニング代表取締役)、大城貞俊氏(元琉球大教授、作家)。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、贈呈式は招待者のみとなった。普久原社長は式辞で「コロナ禍で人とつながる機会や社会活動の場が著しく制限された。だからこそ受賞者の活躍が社会に希望の光をもたらすと信じている」と述べた。
(金盛文香)

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