都県境で争い勃発? 所沢vs東村山、ご当地焼きそばの限定「スナックサンド」同時発売 人気投票も実施

「スナックサンド ところざわ醤油焼きそば」の商品パッケージ(フジパン提供)

 ご当地グルメの知名度アップに貢献しようとフジパン(名古屋市)は1日から、埼玉県所沢市とタイアップした限定商品「スナックサンド ところざわ醤油焼きそば」を発売する。販売地域は関東や東北、新潟、山梨、静岡の一部。販売期間は31日まで。

 ところざわ醤油焼きそばは、所沢市有楽町のしょうゆメーカー深井醤油と製麺所の見澤食品(同市北原町)が共同開発したご当地焼きそばで、市内のレストランなどで提供されている。タイアップは、ところざわ醤油焼きそばをフジパンのロングセラーのスナックサンドで再現した。

 フジパンによると、商品は同社武蔵工場(入間市狭山ケ原)の開発メンバーの発案で、所沢市の賛同で実現。開発に当たり、ところざわ醤油焼きそばを提供している飲食店を訪れ、麺の長さや量、具材について研究を重ねたという。同社は、同時に東京都東村山市のご当地グルメ東村山黒焼きそばを再現した「スナックサンド 東村山黒焼きそば」も発売。2月27日からSNS公式アカウントで両商品の人気投票キャンペーンも実施している。

 所沢市の藤本正人市長は「地域の力がこもったところざわ醤油焼きそばをイメージした『スナックサンド ところざわ醤油焼きそば』をぜひ選んでください」とコメントを寄せた。

© 株式会社埼玉新聞社