及川光博が「相棒 season21」最終回SPに登場。ついに初代と2代目“相棒”がそろい踏み!

テレビ朝日系連続ドラマ「相棒 season21」(水曜午後9:00)は、3月8日に最終回スペシャル「13(前篇)」を放送。その最終回SPに、水谷豊が扮(ふん)する主人公・杉下右京の2代目“相棒”神戸尊役・及川光博が登場するすることが分かった。

2000年にスペシャルドラマとして誕生し、23年にわたって放送してきた「相棒」シリーズは、初代の亀山薫(寺脇康文)に始まり、神戸、甲斐享(成宮寛貴)、冠城亘(反町隆史)と、右京固い絆で結ばれた“相棒”たちが、警視庁特命係として数々の難事件に立ち向かってきた。1月25日に放送回数400回を突破し、まさに国民的ドラマとなった。

神戸の登場は、「相棒 season17」の元日スペシャル「ディーバ」(19年1月1日放送)以来、約4年ぶり。特命係を去って警察庁に復帰した後も、右京とは連絡を取り続けており、しばしば事件解決にも協力してきた神戸は、「ディーバ」でも右京からの電話1本で駆けつけ、当時の“相棒”冠城のピンチを救うという活躍を見せた。

また、冠城だけでなく、3代目“相棒”の享とも顔を合わせていた神戸だが、初代“相棒”である亀山とだけは対面したことがなかった。「亀山薫とはどんな人物なのか、会ってみたかった」という神戸と、亀山の初対面とは?

及川は「初代“相棒”亀山薫さんとの共演に胸が熱くなりました!」と興奮した面持ちで振り返り、「水谷豊さんも寺脇康文さんも笑顔で迎えてくださって、とてもうれしかったです。水谷さんとハグをして、その勢いで寺脇さんともガシッとハグ! 初共演なのに(笑)。寺脇さんはやはり気さくで寛大な方でした。三者三様、特命係での個性のぶつかり合いは必見です☆」と今回の出演を楽しんだことを伝えている。

そして、「久しぶりの『相棒』出演でしたが、程よいプレッシャーを感じながらも楽しく演じることができました。僕にとってもお久しぶりの“神戸くん”でしたが、役作りには不安はありませんでしたね、ちょくちょく再放送を見ていたので(笑)」とおちゃめな一面ものぞかせた。

そんな期待高まる最終回を前に、「相棒 season21」は無事クランクアップを迎えた。水谷、寺脇に加え、及川も同時にクランクアップとなり、右京と“2人の相棒”がそろい踏みするという激レアな撮了となった。オールアップの声がかかり、水谷からねぎらいのハグを受けた及川は「まるで半年(『相棒』を)やってきたみたいですみません(笑)」と照れ笑い。続いて寺脇、水谷も順にオールアップを迎え、固く握手とハグを交わしながら、お互いの健闘を称え合った。

「初代・亀山先輩と共演できる日が来るとは思ってもいなかったので、胸がいっぱいでした」と感慨深かった様子の及川。一方、“新旧の相棒”と共に撮影を終えた水谷も、「特命係に部下が2人いるなんて」と感激しつつ、「本当にいい時間を過ごさせてもらいました」と寺脇、及川への感謝の意を示した。

なお、本日3月1日放送の第19話「再会」には、田中奏生がゲスト出演。両親の離婚をきっかけに祖父母に引き取られたが、家に閉じこもりきりでネットばかりしている青年・山部守役を務める。

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