濱原颯道、チームとの契約破棄で2023年のレース活動は白紙に「バイクだけは降りるつもりはない」/全日本ロード

 3月1日、全日本ロードレース選手権ライダーの濱原颯道は、2023年からFineTechnicalRacingに新加入してST1000に参戦予定だったが、チームとの契約が破棄となったことを自身のSNSで明らかにした。

 濱原は2017年にヨシムラから全日本ロードJSB1000クラスにデビュー。2018年から2022年までの5年間はTeam桜井ホンダ(現Honda Dream RT SAKURAI HONDA)に移籍して表彰台争いを演じ、ランキング2位の好成績を残した。

 そして、チームとの契約が満了となり“卒業”という形で桜井ホンダから離脱。2023年は新たにFineTechnicalRacingからカワサキのマシンを駆りST1000クラスに参戦することを2月に発表していた。

 しかし、最終的に双方の意見が折り合わず、契約が白紙となったことを今回アナウンスした。濱原は2023年シーズンにレース活動をできるチームを探している状態で「バイクだけは降りるつもりはないです」とコメントしている。

 濱原は自身のTwitterで「ご報告があります! チームと契約の話を進めて行った結果、最終的な部分での双方の意見が折り合わず今回は白紙となりました。応援して下さってる皆様、期待して下さってた皆様、大変申し訳ございません。なお、今シーズンの事はまだ何も決まっていませんが、バイクだけは降りるつもりはないです」と報告している。

© 株式会社三栄