冬の夜を灯籠で彩る 龍神村で3日から「観燈祭」

冬の観燈祭を案内するチラシ

 和歌山県田辺市龍神村の龍神観光協会は3~12日、龍神温泉街などに灯籠を並べる「冬の観燈祭(かんとうさい)」を開く。モデルを使った温泉街での撮影会や、フォトコンテストも実施する。

 観光客が少ない時季の誘客につなげようと、2000年から実施しており、21年からは夏にも開いている。昨冬はコロナ禍の影響で中止した。

 灯籠は、宿泊施設や飲食店の玄関先、龍神行政局にある龍のモニュメントなどに並べて、午後6時から9時ごろまでともす。

 フォトコンテストは、デジタルカメラ(携帯電話のカメラも可)で観燈祭の様子を撮影してプリント写真で応募する。国道371号沿いの龍神温泉入り口にある龍のモニュメント(龍神村龍神)も撮影対象とする。応募は1人3点までで、入賞は1人1点まで。サイズは四つ切り(ワイド可)またはA4。作品のデジタル加工や合成、加筆は不可としている。

 締め切りは22日必着。最優秀賞(1万円相当の地域特産品)、優秀賞(龍神温泉元湯無料入浴券11回分)、ほっと賞(5千円相当の地域特産品)各1点を選ぶ。応募方法は、応募用紙やメモ用紙などに必要事項を記入して作品の裏面に貼り付け、龍神観光協会(郵便番号645―0415 田辺市龍神村西376)に郵送するか、持参すればよい。

 撮影会は、龍神温泉街で11日午後6時から実施する。雨天中止。参加の申し込みは不要だが、撮影した写真の最低1点はフォトコンテストに出品してもらう。

 灯籠を置いている施設は上御殿、下御殿、有軒屋、萬屋、美人亭、まごころの宿丸井、龍神温泉元湯、季楽里龍神、古久保商店、若山屋商店、亜瑠絵巣、龍神行政局。

 問い合わせは、龍神観光協会(0739.78.2222)へ。

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