
【ニューヨーク、ロサンゼルス共同】米電気自動車(EV)大手テスラが、メキシコの北部ヌエボレオン州モンテレイに工場を建設することが分かった。メキシコのロペスオブラドール大統領が2月28日の記者会見で明らかにした。米国外では中国・上海、ドイツ・ベルリンに次ぐ3カ所目で、世界で5カ所目の自動車生産工場となる。
地理的に米国に輸出しやすく関税優遇も受けられるメキシコでの工場新設が、他社との販売競争で有利だと判断したとみられる。テスラは3月1日に開く投資家向け説明会で詳細を発表する見通しだ。
メキシコ政府高官は地元メディアに、投資規模は50億ドル(約6800億円)超に上ると述べた。