白石聖、大西礼芳が「スタンドUPスタート」第7話で姉妹役。ドラマ後半のゲストも一挙解禁

フジテレビ系連続ドラマ「スタンドUPスタート」(水曜午後10:00)の本日3月1日放送・第7話に、白石聖、大西礼芳、矢柴俊博、前川泰之が出演する。さらに、第8話以降の後半にゲスト出演するキャストも発表された。

「スタンドUPスタート」の原作は、「ドロ刑」で知られる福田秀氏が描く、現在も「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の大人気コミック。過去の栄光にすがる中年や前科者、就業経験のない主婦、就職活動に挫折した大学生など、さまざまな事情を抱えた“訳あり人材”へ投資する主人公・三星大陽(竜星涼)の姿を描くビジネスストーリーだ。

第7話では、白石が洋菓子店「クレヨン・ドゥ・クルール」の社長・永野凛子を演じる。凛子は、フランスで開かれたスイーツコンクールの世界大会で日本人初の優勝という快挙を成し遂げた実力者で、斬新な発想で作られたスイーツの数々が若い世代から圧倒的な支持を受けている新進気鋭のパティシエだ。一方、大西が扮(ふん)するのは、凛子の姉で大陽の幼なじみでもある、創業65年の老舗洋菓子店「ながの製菓」の社長・永野絵美。父親の後を継いだ絵美と凛子は、3年前までは「ながの製菓」で共に働いていたが、商品開発部に所属する凛子が出した新製品のアイデアについてけんかになり、仲たがいする。凛子は「ながの製菓」を辞め独立し、現在はパリに2号店を出すために、大陽から出資を受けようとしていた。

凛子の店を訪れる怪しい客・倉越宗役を矢柴、売上が低下し大幅の赤字で再建に苦戦している「ながの製菓」に買収を持ちかけるベンチャー企業の役員・江原洸希役を前川が務める。なお、第7話は原作にはないオリジナルエピソードとなる。

白石は「豪華な出演者の方々の中、お声がけいただけたことをありがたく思いました。また、オリジナルストーリーということで、熟考して作ってくださった台本だったと感じています。私が演じる凛子が、大陽さんをはじめとする皆さんとどういった形で関わっていくのかが楽しみでした。凛子は自分の作るスイーツに対して常に情熱と自信を持っている人ですが、それだけではうまくやっていけない部分に不安や焦りも抱えている役柄です。一見、周りには強く見せているけれど、実はナイーブな女性なのだと思います。仲たがいしてしまった姉妹関係と、そこに大陽さんがどんな手を差し伸べてくれるのか。原作には描かれていない新しいエピソードをぜひ、皆さまに楽しんでいただけたらと思います」とアピール。

大西も「よりよい景色を見ようと奮闘する人々が描かれている、前向きな連続ドラマに出演できることをとてもうれしく思います。私は、65年続く『ながの製菓』を先代たちから引き継いだ社長・絵美を演じています。守るものがたくさんある立場です。しかし時代は移り変わるものですから、会社もこれまで通りではうまくいきません。洋菓子店に限らず老舗企業さんが伝統を守り古くからのお客様に満足してもらうのと同時に、新規のお客様を獲得することは簡単なことではないと思いました。妹の凛子とは仕事上での方向性の違いから距離ができてしまいますが、仕事は仕事として割り切って、ただただ妹を心配したり、要所要所で“姉妹”という空気感をかもし出せたらいいなと思いながら取り組ませていただきました。そして、大陽さんの力をお借りして洋菓子店の復活に向けて頑張ります。大陽さんの時には強引に思われるような情熱的な行動力がなければ動き出せない人もいるのだと思いました。見ていただけたら幸いです」と見どころを明かしている。

第8話から最終話(全11話)までの後半ゲストにも多彩なキャストが集結する。大企業「三ツ星重工」の社長室長・高島瑞貴(戸次重幸)の前職の上司・轟彰役・佐野史郎。三ツ星グループ「三ツ星エネルギー」の副社長・篠田博康役・岩城滉一。三星大海(小泉孝太郎)と大陽の父であり大海が就任する前の「三ツ星重工」社長・三星匡邦役・大友康平。大陽の古くからの友人で、バイク店で働く大木大吾役・やべきょうすけ。大陽が参加したベンチャーサミットで出会う東京英明大学の准教授である河野幸役・星野真里、河野の下で動物の鳴き声の周波数の違いや音波などについて研究をする大学生・三上珠緒役・田鍋梨々花。河野と三上の研究に興味を持つ八神圭吾役・栁俊太郎。ガレッジセール・川田広樹は、大海や義知らが出席する「三ツ星重工」の記者会見に参加する記者役として登場する。

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