就職活動が解禁 広島県で合同就職説明会 求人数は新型コロナ流行前に戻った業界も

いよいよ2024年に卒業する学生の就職活動が解禁され、広島県内でも合同就職説明会が開かれました。

出陣式

「きょうから就職活動一緒にがんばっていきましょう。内定取るぞ、おー!」

3月1日から、2024年に卒業する学生の就職活動が本格的にスタートしました。福山平成大学では、就職出陣式が行われ学生たちは目標を絵馬へ貼りつけました。

福山平成大学3年 河村有輝さん

「就職活動を私生活に取り入れてがんばっていきたいなと思ってます。」

福山平成大学就職課 能登正雄課長

「企業の方の目は厳しいです。力がなかったら内定は得られません。大学生活の中で得たいろんな体験学びを効果的に発揮して結果につなげてもらいたい。」

その後、出陣式に参加した33人の学生がバスに乗り向かったのは…。

広島市中区のグリーンアリーナで行われた合同企業説明会です。1日から2日間の日程で行われ、2023年は地元広島の企業を含む244の企業が参加するということです。

参加した学生

「スタートラインにそろそろ立たないといけないなと思い始めて、ちょっと焦りとともに来ている感じです。」

「あまり業界に縛られずに、いろんな業界を見て幅広く考えようかと思ってる。」

合同説明会には、1日だけで約1500人の学生が訪れたということです。今年の就職活動の特徴はというと。

マイナビ就職情報事業本部 三橋宗一郎部長

「やはり売り手市場が続いているというところではあるんですけど、極端に学生有利というわけではなくて、企業側もしっかり自社にマッチした学生を採用しようというふうに考えておりますので、学生さんもしっかり自分の価値観とか目的にあわせて、しっかり企業を見極めることが大事なってくる。」

マイナビによりますと、広島県では、観光や飲食業界の求人数などが戻っていて、すでに新型コロナが流行する前に戻っているということです。

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