
ボクシングの前世界4団体バンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)が1日、静岡県内での合宿を打ち上げた。5月に行われる見通しのスーパーバンタム級初戦を見据えて走り込み「フィジカルの基礎をつくり上げた。スーパーバンタム級初戦なので(今後は)通常よりも実戦練習を多めにやっていく」と所属ジムを通じてコメントした。
29歳の井上尚は4階級制覇を目指し、世界スーパーバンタム級2団体王者のスティーブン・フルトン(米国)との交渉を進めている。
4月にWBAバンタム級王座決定戦に臨む弟拓真(大橋)も同行し「合宿の点数は100点。ボクシングにつなげていきたい」と手応えを示した。