鎌田大地も続け!「フランクフルトを経てビッグクラブ行き」のスター10名

今夏のステップアップが噂されている鎌田大地。アイントラハト・フランクフルトとの契約が満了を迎えるため、多くのクラブが関心を持っているという。

先日はボルシア・ドルトムントとの交渉が口頭で合意に達したという報道もあったが、イングランドやスペインからも誘いがあるとされており、去就が注目されている。

そこで今回は「アイントラハト・フランクフルトを退団してからビッグクラブに移籍したスター選手」を特集しよう。

ケヴィン・トラップ

国籍:ドイツ

フランクフルト所属:2012~2015、2019~

後に移籍したビッグクラブ:パリ・サンジェルマン

現在:アイントラハト・フランクフルト

カイザースラウテルンの下部組織で育ち、ブンデスリーガで若くしてデビュー。クラブが2部降格したことからアイントラハト・フランクフルトへと移籍し、守護神として活躍した。2015年にはあのパリ・サンジェルマンへと引き抜かれ、2015-16シーズンはレギュラーとしてゴールマウスを任されていた。

トーマス・ベルトルト

国籍:ドイツ

フランクフルト所属:1982~1987

後に移籍したビッグクラブ:ローマ、バイエルン・ミュンヘン

現在:解説者

アイントラハト・フランクフルトのユースで育ち、1982年にプロデビュー。主にセンターバックやサイドバックをこなしつつ中盤でも起用できるという器用さを持った選手で、西ドイツ代表でも62試合に出場したレジェンドだ。フランクフルト退団後はエラス・ヴェローナ、ローマ、バイエルン・ミュンヘン、そしてシュトゥットガルトと移籍している。

アンドレアス・メラー

国籍:ドイツ

フランクフルト所属:1985~1987、1990~1992、2003~2004

後に移籍したビッグクラブ:ドルトムント、ユヴェントス、シャルケ04

現在:フランクフルト ユース責任者

80年代から90年代にかけてドイツの名ゲームメーカーとして知られたアンドレアス・メラー。フランクフルトのユース出身で、ボルシア・ドルトムントでは1996-97のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献した。ドイツ代表でも85試合で29ゴールを決めている。この世代では同国最高のMFである。

ベルント・シュナイダー

国籍:ドイツ

フランクフルト所属:1998~1999

後に移籍したビッグクラブ:レヴァークーゼン

現在:解説者

カール・ツァイス・イェナのユース出身で、1998年にフランクフルトへと加入。すぐにレギュラーを獲得して大活躍を見せ、1年でレヴァークーゼンへと引き抜かれた。そこでは長く中心選手として活躍し、ドイツ代表でも主力となった。ボランチやディフェンダーとして様々なポジションをこなし、体力と技術と得点力を兼ね備えた「白いブラジル人」と呼ばれた。

ケヴィン=プリンス・ボアテング

国籍:ガーナ

フランクフルト所属:2017~2018

後に移籍したビッグクラブ:バルセロナ

現在:ヘルタ・ベルリン

フランクフルト加入までにミランやシャルケなどでプレーしていたボアテング。すでに年齢も重ねていたが、このあとイタリア・セリエAのサッスオーロへと移籍し、さらに半年でバルセロナに貸し出されるという驚きのキャリアを歩んだ。現在はヘルタ・ベルリンに所属している。

フィリップ・コスティッチ

国籍:セルビア

フランクフルト所属:2018~2022

後に移籍したビッグクラブ:ユヴェントス

現在:ユヴェントス

フローニンゲン、シュトゥットガルト、ハンブルガーと経て2018年にフランクフルトへと加入。情熱的な左のサイドアタッカーとして活躍し、今シーズン開幕前に1300万ユーロでユヴェントスへと引き抜かれた。

セバスティアン・ローデ

国籍:ドイツ

フランクフルト所属:2010~2014、2018~

後に移籍したビッグクラブ:バイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムント

現在:アイントラハト・フランクフルト

当時3部だったキッカーズ・オッフェンバッハから2010年にフランクフルトへと加入し、その後ブンデスリーガでも活躍する選手に成長したローデ。2014年にはバイエルン・ミュンヘンへ、そして2016年にはドルトムントへと移籍している。そして2018年にローンでフランクフルトへ復帰し、そのまま完全移籍した。

ルカ・ヨヴィッチ

国籍:セルビア

フランクフルト所属:2017~2019、2021

後に移籍したビッグクラブ:レアル・マドリー

現在:フィオレンティーナ

ベンフィカから2017年にフランクフルトへと貸し出されたヨヴィッチ。2年目にはエースストライカーとしてシーズン17ゴールを奪う活躍を見せ、レアル・マドリーへと引き抜かれている。スペインではあまり活躍できなかったために2021年には一度ローンで復帰しており、現在はイタリア・セリエAのフィオレンティーナに所属している。

アンテ・レビッチ

国籍:クロアチア

フランクフルト所属:2016~2020

後に移籍したビッグクラブ:ミラン

現在:ミラン

クロアチア代表のユーティリティアタッカー。2016年にフィオレンティーナからローンでフランクフルトに加入し、エネルギッシュなサイドアタッカーとして活躍した。2019年にミランへと貸し出され、そのまま完全移籍している。セリエAでも中心選手に。

セバスティアン・アレル

国籍:コートジボワール

フランクフルト所属:2017~2019

後に移籍したビッグクラブ:ボルシア・ドルトムント

現在:ボルシア・ドルトムント

育成の名門オセールの下部組織で育ち、若くしてオランダのユトレヒトへ移籍したアレル。2017年にフランクフルトへと加入してエースに成長し、ヨヴィッチやレビッチとともに活躍した。その後ウェストハム、アヤックスを経て今季からボルシア・ドルトムントに所属している。開幕前には睾丸がんが発覚して治療を余儀なくされるも、見事ピッチへと戻ることに成功した。

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