「ソン・フンミン大好き」 スパーズ若手アフリカ選手が大絶賛 ”英語も直してくれる”

2月26日プレミアリーグチェルシー戦前にウォーミングアップするパペ・サール @Getty Images

トッテナムに今季から加入した若手選手が、「初日からソン・フンミンに"メロメロ”になった」とインタビューで語った。

言葉の主はセネガル代表MFパペ・サール。2月26日にイギリスメディア「SKYスポーツ」が伝えたインタビューでこう答えた。

「ソンは本当に良い人なんだ。(フランス語圏セネガル出身の)私が英語を間違っても理解しようと努力してくれる。いい気分にしてくれるんだ」

さらに言葉をこう続けた。

「初めて会った日から、私たちはフィーリングが合った。ソンはピッチの内外で助けてくれるし、アドバイスもくれるんだ。良い友情を築いている」

「本当にありがとう。私が一番好きな選手のうちの一人だ」

セネガル出身のサールは2021年にトッテナムと契約。レンタルでメツ(フランス)でプレー後、今季からトッテナムに合流した。新しいリーグと新しいチームへの適応は容易ではなかったはずだ。そこには英語に関する壁もある。

そんな中での、ソンが傍らでサポートしてくれたという「秘話」だ。同メディアは「サールはトッテナム入団初日からソンと親しく過ごしている。ソンはある意味サポート役」と伝えた。

そのおかげだろうか。サールはブレイクの兆しを見せている。今季リーグ戦出場は7試合にとどまっているものの、負傷者が続出しているトッテナムMF陣にあって、その穴を埋める活躍。欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦、ACミラン(イタリア)戦ではオリヴァー・スキップとともに先発出場した。2人は好プレーを披露し、トッテナムMF陣の希望となっている。

ちなみに……かのパク・チソンもかつてマンチェスター・ユナイテッドでフランスとセネガルの国籍を有するパトリス・エブラと大親友の関係にあった。引退後は韓国に招待され、パクの関連イベントで一緒にボールを蹴るほどの仲だ。

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