『めざまし8』暴行容疑の市立船橋バレー部顧問、“30年前の教え子”取材に視聴者から呆れ声「3年前ならまだしも」「無意味な取材」

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2月28日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)は、千葉県の市立船橋高校・男子バレ^ボールの顧問・石井利広容疑者(60)が、男子部員の髪を鷲掴みにし、顔面にボールをぶつけるなどの暴行容疑で逮捕された事件を報道した。

番組は、石井容疑者を知る人物として30年前の教え子を取材したが、視聴者から「30年前の教え子に話聞いて意味あるのだろうか」「30年前の教え子って。古すぎる。近年の教え子でフォローする人は他に居なかったん?」と疑問の声が噴出している。

ニュースの冒頭、永島優美アナウンサー(31)は「高校3年間、容疑者が担任をしていたクラスに在籍していた教え子を取材するとバレー部の指導方法について悩んでいる様子だったということです」と紹介。

取材を受けた男性が「明るくて面白い先生だった印象があります。尊敬もしていたし、(逮捕されて)本当に最初はびっくり」「あまり悪く言う噂とかを今まで聞いたことが一度もなかったので、(学生時代は)おびえて生活したという思いではほとんどないですね」と石井容疑者の印象を語る音声が流れたが、画面上には「石井利広容疑者の30年前の教え子」という表示が。

取材を受けた男性が「当時のバレー部員とかは多少のそういう体罰とかは愛情っていう形で多少捉えていたと思うんですけどね」と語る音声も流れたが、30年前は一般の部活動でも厳しい指導が当たり前に行われていた時代。

そのため視聴者から「3年前ならまだしも30年前の教え子に当時の様子聞いて報道してる意味…」「現代のものさしに合っていない30年前の教え子に・・・無意味だ!」「30年前の生徒に話を聞いて何がわかるのか。取材力に呆れる」「インタビューをするならインターハイに出られなかった世代のバレー部員に話を聞けと思う」「自分も30年前たいして強く無い公立でバレーしてたけどそれでも往復ビンタや強制坊主が当たり前だった。その感覚の人に聞いたらダメだよ」と、番組の“取材力”に対して呆れる声が噴出している。

「30年前と現在とでは教育の指導方法が大きく変わり、昔はそこまで問題にならなかった指導が今では“絶対ダメ”となるほど変わっています。『指導方法で悩んでいる様子』と話した内容も10年前の話でしたし、30年前の教え子に話を聞いたところで視聴者が違和感を覚えるのは当然です。」(週刊誌記者)

番組側は『誰でもいいから話を聞いてこい』とでも言われたのかもしれないが、意味のない取材であったことは視聴者に筒抜けだった。

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