エジプト、夏時間導入へ 省エネ対策、4月下旬から

 【カイロ共同】エジプト政府は1日、4月下旬から10月下旬の間に夏時間を導入する方針を閣議決定した。地元メディアが伝えた。外貨不足が深刻化する中、重要な外貨獲得源である天然ガスの輸出量を確保するため、国内のエネルギー需要を削減する狙いがある。

 期間中、日本との時差は1時間縮まり、マイナス6時間となる。政府はかつて使っていた夏時間を2011年に廃止したが、電力不足を背景に14年に復活。16年からは再び廃止していた。

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