【移籍情報】レアル・マドリード補強ターゲットはベリンガムとグヴァルディオル

金銭的な条件では、プレミアリーグ勢に苦戦。

スペイン1部レアル・マドリードの2023-24シーズンの補強ターゲットは、ドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)、同リーグRBライプツィヒのDFヨシュコ・グヴァルディオル(Josko Gvardiol)か――。

『ザ・サン』は3月1日、スペインメディアの情報などをもとに、ロス・ブランコスがこの2人の獲得を優先して交渉をスタートさせていると報じた。

しかし19歳のスター、ベリンガムに関しては、交渉が難航していると見られる。レアル・マドリードがベリンガムの父親とも話し合い「友好的な関係」を築けてきた。が、イングランド・プレミアリーグ勢がより良い条件を提示してきたことで苦戦を強いられている。

1年前にキリアン・エムバペを逃したことから、レアル・マドリードはこのアタッカーの補強ミッションを、なんとしても達成したいと考えているという。

ただ、そもそもまず高いレベルでの多くの経験を積むためドルトムントでのプレーを選択したベリンガムは、2025年まで契約を結んでいる。そのため、このタイミングで移籍を決断するかどうかもまだ分からない点ではある。

またカタール・ワールドカップ(W杯)での日本代表戦でも注目を集めたクロアチア代表DFグヴァルディオルは、レアル・マドリードでのプレーを望んでいるそうだ。ただ、先日のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・シティとの第1戦(△1-1)でゴールを決めたことで、市場価格が再び大きく上昇。今最も人気のあるディフェンダーでもあり、果たして、レアル・マドリードが資金を準備できるのかどうかも課題になる。

同メディアは、トニ・クロース、ルカ・モドリッチ、ナチョ・フェルナンデスのベテラン組に退団する可能性が浮上しているため、クラブのレベルを保つとともに引き上げられる、この若いデュオの獲得へ「全力を挙げている」と伝えている。

© SAKANOWA株式会社