日本代表MF鎌田大地をリヴァプールが狙っているとドイツなどで伝えられている。
ここでは、彼を含めてリヴァプール移籍が噂になった日本人をまとめてみる。
鎌田大地
いまやブンデスリーガ最高のパフォーマーのひとりと評価されるまでになった日本代表MF。
フランクフルトとの契約は今季限りとなっており、この夏の移籍は必至だ。
ドルトムントが契約金1200万ユーロ(17億円)、年俸550万~600万ユーロ(7.9~8.6億円)の5年契約で獲得すると報じられた。
ただ、リヴァプールもフリーで獲得できる鎌田を補強リストの載せているとか。
とはいえ、リヴァプールが狙う本命はドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムとされている。
南野拓実
2020年1月にリヴァプールに電撃移籍した南野。
レッドブル・ザルツブルクに所属していた2019年10月のCLリヴァプール戦でゴールを決めると一気に注目の的に。
その直後に『Mirror』が「リヴァプールファンたちがクロップ監督に南野の獲得を要請」と報じていたほど。
その後、実際に移籍が決まることになるが、南野の代理人は、南野側からリヴァプールに獲得をもちかけた逆オファーだったことを明かしている。
中村敬斗
オーストリア1部のLASKリンツで得点を量産する22歳のアタッカー。
リヴァプールが獲得に興味を持っており、スカウトを派遣したとも伝えられた。ただ、今年1月の移籍は結局実現せず。
10代の時点でアヤックスとPSVからスーパーゴールを決めたことを考えれば、やや遠回りした感はあるが、この夏のビッグリーグ移籍は間違いないだろうか。
なお、市場価値は400万ユーロ(5.7億円)まで上昇している。
香川真司
今年、古巣セレッソ大阪に戻ってきた日本代表の元10番。
ドルトムントで師弟関係になったユルゲン・クロップ監督がリヴァプールの指揮官になって以降、度々引き抜きが噂された。
ただ、香川がリヴァプールの宿敵であるマンチェスター・ユナイテッドに移籍したこともあり、実現せず。
なお、クロップは「シンジと一緒に仕事をするのは最高だった。彼と会う前では日本のサッカーについてあまり良いイメージを持っていなかったので、とても良い経験になったんだ。彼をビデオで見て契約したときは、100パーセントの確信が持てなかった。だが、初めての練習で、ロッカールームに行くと、コーチ陣が皆で抱き合っていた。『なんてこった、スーパープレーヤーを手に入れたぞ!』ってね。日本人選手の態度は抜群で、仕事ぶりも素晴らしく、サッカーもスマートで、技術的にも本当によくできている。私はいまだに彼のキャリアをチェックしているよ」と香川を激賞している。
三笘薫
昨年のワールドカップで飛躍すると、プレミアリーグの舞台で活躍を続けるウィング。
列強クラブへの移籍が噂されており、『fourfourtwo』は「リヴァプールが獲得しうる5人のW杯選手」のひとりに三笘を挙げていた。
ただ、リヴァプールはこの冬にオランダ代表FWコーディ・ガクポを4200万ユーロ(60億円)で獲得。
左サイドを主戦場とするだけに三笘とポジションがかぶるが、リヴァプールではトップでの起用が多くなっている。
本田圭佑
名門ミランで10番を背負った日本が誇る怪物レフティ。
CSKAモスクワ時代にリヴァプールが1200万ユーロ(17億円)で獲得を狙っていると英紙で報じられた。
アーセナルやエヴァートンとの争奪戦になっているとも伝えられたが、結局、プレミアリーグ移籍は実現しなかった。
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ちなみに、本田が人生で最も負けたチームはユヴェントス。7度対戦して全敗している。