捨てる紙容器をTシャツに 垣根越え14社が環境新事業

廃棄された菓子の包装紙などを原材料の一部にした紙糸から作られたTシャツを紹介する一般社団法人アップサイクルの森原洋氏=2日午後、東京都品川区

 日清紡グループやネスレ日本(神戸市)、神戸市など14社・団体は2日、工場で廃棄される紙製容器や家庭でごみになった包装紙、間伐材を原材料の一部に使ったTシャツを発表した。本来捨てられる物を加工し、別の新たな製品として高い価値を生み出す「アップサイクル」を手がける新事業の第1弾商品。業界の垣根を越え、環境意識の高い消費者に売り込む。

 14社・団体は事業推進母体として一般社団法人アップサイクルを2月に設立。

 Tシャツは「紙糸」と呼ばれる繊維を使用。ネスレの飲料や菓子の生産過程で規格外となった紙製容器や消費者から回収した包装紙に、スギやヒノキの間伐材を混ぜ強度の高い紙糸を開発した。

© 一般社団法人共同通信社