卒業シーズンを迎え、式典会場の壇上などに飾られるサイネリアの出荷準備が進んでいる。
小山市下国府塚(しもこうつか)の「とのつか花園」は約千平方メートルのビニールハウスで、赤やピンク、白など色とりどりのサイネリア約6千鉢を栽培。来週初めから県南地区の小中学校などに出荷する。
2日は戸野塚和俊(とのつかかずとし)代表(49)ら4人で、枯れ葉を取り除くなど準備作業に追われた。
戸野塚代表は「順調に生育し、卒業式ぴったりのタイミングで満開になりそう。丁寧に育てた花で、晴れやかな門出になってほしい」と話した。