独立でのさらなる活躍が期待される土屋神葉

声優で俳優の土屋神葉が1日、ツイッターなどで所属事務所を退所し、フリーランスで活動していくことを発表した。

土屋は《私、土屋神葉は、3月1日からフリーとして活動させていただくこととなりました》と報告した。

わずか1年足らずの在籍だったが、所属事務所に対して《時間は短くとも充実しており、社会人としてもさまざまな面で非常に勉強になりました。手厚く送り出してくださったことに心から感謝しております》とメッセージ。今後について、《これからも、いただいたご縁に恩返しすべく一歩一歩丁寧に、かつ全力で邁進したいと思います》と意気込んだ。土屋はタレントの土屋炎伽と、女優の土屋太鳳の実弟として知られている。

2009年から3年ほど子役として活動し、2015年4月に都内の大学に入学。5月に劇団ひまわりに入団を果たした。

16年に「ハイスクール・ニンジャ」で声優デビュー。同年に「絵本合法衢」で初舞台を踏み、「ハイキュー!!」でアニメ初出演を経験。17年に「ボールルームへようこそ」でアニメ初主演。20年に「CBGKシブゲキ!! presents『春母夏母秋母冬母』」で舞台初主演。21年に「第15回声優アワード」にて新人男優賞を受賞した。

すでに、今年に入って声優として「セブンボイスミュージアム~名画と7人の巨匠たち~」、「虚構推理 Season2」、「青のオーケストラ」の3作品にへの出演を果たしている。

「以前は、『土屋太鳳の弟』として見られていたが、このところすっかり声優として独り立ちを果たした。そこで自分の中で自信が生まれて来たこともあって、フリーで活動をする決断に至ったのでは。仕事の選択肢も広がりそうだ」(芸能記者)

2人の姉からはかなり愛されていることが知れ渡っているだけに、今後、仕事面で姉のバックアップを受けることもありそうだ。

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