「東京と同じ機能を新潟で」デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社新潟オフィス(新潟市中央区)が新オフィス移転開所式

広告代理店の株式会社博報堂(東京都)などで構成する博報堂DYグループに属し、デジタル広告ビジネスを展開するデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC 東京都)は2日、新潟オフィスの移転開所式を執り行った。

このほどDAC新潟オフィスが移転した場所は、2022年11月に完成した日本生命新潟ビルの10階(新潟市中央区東大通)。DAC新潟オフィスは、2019年2月から新潟に拠点を構え、当時16人の人員でスタートした。5年目となる2023年現在では、約150人が在籍までに人員を拡大した。今後のさらなる人員拡大を見据え、日本生命新潟ビルの最上階での新オフィスの開所に至った。

DACの田中代表取締役社長CEOは挨拶で、「新潟は東京からのアクセスの良さや、教育機関が近くにあること、そして働いているメンバーが熱い心を持ちながらやっているということを考えると、もっともっと幅を広げることができると思い、昨年から東京の営業チームを一部新潟に移管させた。さらには、エンジニアやデータチームをどんどん移植して、東京と同じような機能を新潟でやっていき、400名体制に持っていこうと思っている」と意気込んだ。

来賓で出席した新潟県産業労働部の新井一郎副部長は、「新潟の中の新しいビルで、最先端のIT分野の仕事に携わることができるということは、新潟県内の若者にとって、非常に魅力的な場ができることになる」と話した。

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(東京都)の田中代表取締役社長CEO

新潟県産業労働部の新井一郎副部長

DAC新潟オフィスは、酒どころ新潟にちなみ「酒樽」をイメージしたデザインのエントランスや、機能性とデザイン性にこだわった執務スペース、明るさを意識したミーティングルームなど、先端的の設備と洗練されたデザインで、働きやすい環境を整えている。

また、「職場の中でオンとオフの切り替えができるように」というコンセプトのもと、株式会社スノーピーク(新潟県三条市)のテントスペースや、談話ができるスペースを用意するなど、従業員がリラックスできる空間を設けている。

DAC新潟オフィスの「酒樽」をイメージしたデザインのエントランス

DAC新潟オフィス内の様子

オフィス内の一角にはスノーピーク社製のテントが置かれている

日本生命新潟ビル(新潟市中央区)

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